育児書のない育児

正期産で生まれたにもかかわらず原因不明の先天性網膜剥離で片目が見えていなかった長女と、3ヶ月の早産で超未熟児の次女のことについて記録して行きたいと思います

長女の出産

まずは長女の話から振り返っていきたいと思います。


長女については、妊娠中の経過は全く問題ありませんでした。貧血気味だからと言われて、鉄剤の処方を受けた程度。夫と二人だったので、旅行もいっぱいしました。


第一子の出産ということで、実家に里帰りして、かかったのは個人病院の産科。初産は遅くなりやすいなんて言いますが、40週過ぎても子宮口は全然開いていない、赤ちゃんも下がってない、場合によっては促進剤を使っての入院になるなんてことも言われていました。


しかし、入院と言われた日の二、三日前に前駆陣痛らしきものがあり、その翌日の20時過ぎから、ついに本陣痛がやってきました。明け方、病院に着いた際には、子宮口が3センチ開いており、個室にて陣痛間隔が短くなるのを待っているうちに破水。気づけば、分娩室に移動し、子宮口は前回大となっていました。


が、いきんでもいきんでも出てきません。結局、胎児心拍が低下してきたという理由で、緊急帝王切開となり、長女が誕生したのでした。


この時点では何も聞かされなかったし、そもそも出産当日は我が子に会えず、医師から気になることを聞かされたのは翌日になってから。


長女の顔の右側面に膨らみがあるというのです。


念のため、形成外科への紹介状を書くと言われましたが、一週間後の退院時には、分娩中、産道に顔をぶつけたことが原因かもしれないからといわれ、様子をみることに。


これが実は難病であることがわかるまでには、さらに2ヶ月の時間を要するのでした。